みねのブログ

ゲームの感想とか

戦国無双4DXの無双演武をクリアしたので感想

戦国無双4DXの無双演舞全シナリオをクリアして、イベントも全部埋めました。


【Switch】戦国無双4 DX

【Switch】戦国無双4 DX

  • 発売日: 2019/03/14
  • メディア: Video Game



戦国無双真田丸〜が個人的に大ヒットで、幸村にまた会いたくて本作をプレイ。戦国無双シリーズをプレイするのはこれが二作目です。
最初は真田丸との違いに結構戸惑いましたが、おそらく真田丸の方が戦国無双としては異色だったんだろうなということが今ならわかる。同時に、従来の戦国無双を楽しんでた人にとって、真田丸の城下町や散策などのいわゆるRPGっぽい要素が余計なものに感じるだろうなというのもよくわかった(そういうレビューをいくつか見かけたため)。
でも私はアクションよりもRPGに馴染みがあったので、真田丸のシステムはとてもしっくりきたし、その結果戦国無双そのものを好きになれたので真田丸から入って良かったと思う。私と同じような、RPGはよくやるけどアクションはそんなに…というタイプのプレイヤーにはまずは真田丸からやることをおすすめします。


真田丸の感想はこちら。

mine-kkz.hatenablog.com


というわけで今作の感想は全体的に真田丸との比較になります。以下ネタバレあり。


真田丸のストーリーが真田家だけに焦点を当てていたのに対し、4DXは様々な勢力のストーリーを幅広に体験していくというものなので、どうしても薄味ではあるなと思いました。ただそれでも”エモ”はきっちり抑えてきてるので物足りなさは特に感じなかった。それに、幅広にストーリーを見ていくことで新たに生まれる感慨もあるなと思った。


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たとえば上杉の御館の乱真田丸でもあったけど、4DXでは先に北条のストーリーを見てから上杉のストーリーを見るので、上杉景虎というキャラクターの重みが真田丸とは全く違いました。そのおかげで上杉にもかなり愛着がわいた。


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一番グッときたのが島津関係で、九州の章自体は普通だったんですが天下統一の章の関ヶ原(西軍)を島津義弘&豊久でプレイしたらムービーにやられた。九州の章のOPムービー…伏線だったんか…っていう。真田関係を抜かせばここが一番好きだったかも。


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真田はもう存在がズルなので、双桜のBGMだけで泣かせてきます。真田丸のストーリーはガチ名作だったけど4DXの真田も良かった。大阪の陣でのムービー最高でした。最後に信之に稲姫が寄り添うところが良いんだよなぁ。
そういえば真田丸ではずっと真田家を自軍として操作してたので、織田の章の長篠の戦いで敵将として幸村が出てきた時の違和感が半端なかった。お前は真田幸村だけど私の愛した幸村ではない…!!という気持ちになりました。でもその後武田の章をプレイしたら実家のような安心感があり、やっぱり4DXの真田幸村も私の愛した幸村でした。
刷り込み効果とはすごいもので、完全に戦国無双の推しは真田幸村なんですけど、もし先に4DXやってたら幸村は最推しではなかった気がする。多分竹中半兵衛大谷吉継が推しになってた気がします。


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女の子は茶々様が完全に好き(刷り込み効果)なのですが4DXのプレイアブルだと稲姫が好き。稲姫も真田関係者だから…というのもあるかもしれないけど、顔も性格も声もかわいいし徳川の章のイベント見てたら大好きになりました。信之と♡ベストカップル♡なところもいい。


合戦や武将の育成自体は真田丸よりも4DXの方が楽しめたかもしれない。真田丸は使える武将が少ないのと、ストーリーの流れに合戦が組み込まれてるので一度クリアした合戦をもう一回やろうという気持ちにはなりにくい。その点4DXは同じ合戦をキャラを変えて何度でもやりたくなるというか、再プレイ性に優れてるなと思いました。使う武将によって会話が変わったりするから何回やっても面白い!
また、関ヶ原や大阪の陣を東軍・西軍どちらでもプレイできたり、同じ合戦を両方の陣営で体験できるのも楽しかった。真田丸だとどうしても西軍に肩入れしがちで、それはそれでストーリーに浸れるという良さがあったのだけど、純粋にゲーム的な楽しさとしては両陣営をプレイできた方がいいかな。


真田丸ほどの劇的な感動はなかったけど、4DXもすごく面白かったです。やってよかった。
両方やることで戦国無双のことがかなり好きになったので、もし5が出たら絶対にやると思います。出てほしいな〜。
ちなみに流浪演舞については、今はオリキャラを動かしたい気分ではなかったのでやってないです。そのうちやるかも。無双演舞だけでもかなりのボリュームでとっても楽しめました!

戦国無双〜真田丸〜クリアしたので感想

戦国無双真田丸〜(Switch版)クリアしました。ガチ名作でした。


戦国無双 ~真田丸~  - Switch

戦国無双 ~真田丸~ - Switch

  • 発売日: 2017/11/09
  • メディア: Video Game


これの前に同じコーエー産の「遙かなる時空の中で7」をプレイしていて、その真田幸村ルートが"本気"を感じる凄い出来だったため、コーエー真田幸村解釈に興味を持ったのがプレイしたきっかけです。
結果、本作も"本気"でした。コーエー真田幸村が好きだ…。


以下ネタバレありの感想です。


まず、無双シリーズ自体初めてプレイしました。私はゲームは好きですがアクションは不得意なため無双シリーズも今まで触ってこず、だけど食わず嫌いしていたのがもったいないくらい超面白かった。アクションが苦手なこと自体は変わってないけど、難易度を「やさしい」にすれば基本的にYボタンを連打しながら戦場を爆走してるだけで事なきを得た。
ともすればヌルゲー化してつまらなくなりそうなものだけど、次々と出てくるミッションをクリアしていったり、「次の一手」に繋げるために「手柄」を達成すべく考えながらプレイするのがとっても楽しかったです。手柄が達成できないとかなり悔しかったり。この、何も考えないで進められる(Yボタン連打ダッシュ)のと考えながら進めていく(ミッション、手柄)バランスがちょうど良くて、本っ当〜に面白かった!
クリアする頃にはアクションにも少し慣れたので、次プレイすることがあれば難易度を上げてやってみたいです。


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多分他の無双シリーズには無い要素なのかな?と思われる城下町システム、これが良かった!(関係ないけどFE風花雪月の探索パートは絶対にこのシステムをベースにして作ったと思う)
最初の拠点となる真田本城はまあまあ田舎で、釣りができたり作物を育てられたり謎の地蔵がいたり、こじんまりとした雰囲気のいい村感が出ていました。
ストーリーを進めると上田城が拠点になりますが、これが真田本城に比べると立派で、出世したなぁ〜!と感じました。「真田」が大きくなっていることを拠点が大きくなることで実際に体感できた。でも雰囲気そのものはあんまり変わらなくて、釣り・作物・地蔵はここでも健在。
更にストーリーを進めると大阪城が拠点になるんだけど、大阪城、めちゃめちゃ都会!多分いきなり大阪城のマップを見せられても「ふーん」って感じだと思うんですが、真田本城上田城って順に見せられてるから大阪城の都会ぶりがよくわかる。NPCの数も多いし、無駄によろず屋がいっぱいある。なのに釣り・作物・地蔵は無くて、洗練されてるけどどこかあたたかみに欠けるような都会感をうまく演出している。今までの真田本城上田城とは明らかに違う場所。
幸村は人質という立場で大阪に来てるので、知らない人ばかりの都会にいきなり放り出される不安感が城下町システムによってすごく伝わってきました。そんな不安感の中で、茶々様と再会し、三成達と出会うのです…。


本作のストーリーは真田昌幸の若い頃(真田幸村の誕生)から始まり、幸村の生涯を史実をベースにフィクションを混じえて追っていくものです。このフィクションのメインとなる部分が幸村と茶々様の関係なんですが、これがもうすっごく良かった。

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二人は幼い頃、ちょうど本能寺の変があった時に安土で運命的に出会い、共に落ち延びます。その時茶々様に言われた「泰然となさい」という言葉をずっと覚えていることからも、その出会いが幸村にとって印象的な出来事だったことがわかります。
そして大阪で二人は再会することになります。この幼い頃に共に危機を乗り越えた相手と大人になってから再会するっていうのがベタだけど良くて…ドラクエ5かな?

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幸村が大阪に行ってからまるまる1章全く合戦がなくて、茶々様と交流したり盗賊退治したりするだけの期間があります。日常回です。
合戦が面白いのでこの章は正直ちょっと退屈なのですが、この退屈な日常こそがかけがえのないものであったと後になって効いてきます。終盤に進むにつれ状況が悲惨になればなるほど、茶々様とのんびり過ごした大阪での日常が懐かしく思えてくるし、幸村が守りたいものはまさにあの日常だったんだと、だから西軍についたんだと、非常に納得感のあるストーリー展開になっていました。

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他の無双キャラクターがそうであるように茶々様もまた実在の人物をモデルにした架空のキャラクターなので、淀殿にはならずずっと茶々様のままで、ずっと幸村の姫様でした。
幸村はずっと茶々様を守るために戦っていて、茶々様もまた幸村を落ち延びさせようとしたり、お互いに特別な相手であることが伝わってきた。最後に幸村が茶々様に「この戦が終わったらどこに行きたいですか?」と問いかけるのがとても好きです。あたたかい所に行ってのんびりしたいです、などと話すんだけど、それがかなわない願いであることをこの時既に二人は知ってるんですよね……そしてこれが今生の別れとなることも……。


ゲーム序盤〜中盤はとにかく面白くて夢中になってストーリーを進めていましたが、秀吉が死んだあたりで、もしかしなくてもゲームクリア=幸村の死だな?と気づき、進めるのが辛くなりました。ゲーム自体はやっぱり面白いので進めたい、でも進めれば進めるほど幸村の死に近づくというジレンマ。
序盤でも仲間の討死はあったのですが、ある程度キャラに思い入れの出てきた終盤での仲間の死はやはり辛く、特に副戦場の関ヶ原ではメンタルがボロボロになりました。三成を操作していたのですが、大谷吉継、討死!島左近、討死!と次々とテロップが入ってその度に三成が悲しそうな声をあげるので……でもそんな辛さも良さであり……。関ヶ原では福島正則に佐吉って呼ばれた時もウワァー!!!!!となりました。
最後の戦いで高梨内記が討死した時が一番泣いたかもしれません。昌幸の時代からず〜っと一緒に戦ってくれた優しいおじさん…最後まで幸村のそばにいてくれて本当にありがとう…。
終盤の展開は本当に熱く、単騎で敵陣の中を駆け抜ける幸村はすごくかっこよかった。大阪夏の陣から終章までプレイしながらずっと泣いてた。ゲームしながらここまで泣くことはあんまりないのですが、遙7の幸村にも相当泣かされたし、コーエー真田幸村には的確にツボを突かれます。


エピローグとしての終章もとても良くて、ストーリー全体を通して一本の映画のようでした。終章の終わり方完璧かよ…。
ストーリーの良さとゲームシステムの面白さは必ずしも比例しないものですが、このゲームはどちらも高クオリティで、素晴らしい良作でした。出会えて良かったゲームのひとつとなりました。


最後にお気に入りのキャラについて語って終わります。


真田幸村:大好き。一番好き。誕生から死までその生涯を全部見せてもらったから思い入れが半端ない。かっこいい。最高。

茶々様:大好き。超かわいい。戦闘でのセリフがいちいち高貴なので操作するのが楽しかった。幸村の姫様。最期まで高貴だった。

真田昌幸:昌幸をメインで操作していた期間もそこそこ長いのでこの人にもかなり思い入れがある。真田一族の中で一番イケメン。

真田信之:幸村と分け合った六文銭、エモの極み。終章が信之視点だったのがすごくよかった。助演男優賞。嫁(稲姫)がかわいい。

くのいち:幸村に感情移入しまくってプレイしてたから、くのいちちゃんが幸村を慕ってくれるのがすごく嬉しかった。くのいちちゃんだけは絶対最後まで一緒にいてくれるんだろうなという安心感があった。

佐助:最初露骨に感じ悪かったんだけど、スパイ→幸村の忍び、の変化の描写がとっても良かった。もう一人の主人公みたいな描かれ方してた。くのいちちゃん同様佐助だけは最後まで一緒にいてくれる…と思ってたのに…まさかの展開に強いショックを受けた。

徳川秀忠:この人めっちゃ良いキャラだった!!東軍サイドのMVPあげたい。信之との友情の育み方最高でした。好き。


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幸村かっこいい……本当に面白かったです!

RAS舞台感想イラストなどまとめ

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#BanG_Dream! RAS舞台感想イラストまとめ - みねのイラスト - pixiv

 

 

 

最後に、この大変な時期に公演を行ってくださったこと、キャスト・スタッフ・関係者の皆様に改めて感謝を申し上げます。「やれないかもしれない」「やれたとしても、最後までできるかわからない」という不安は、ファンよりも主催側の方がずっと大きかったのではないかと思います。そんな中で最大限の対策を取りつつ決行してくださったこと、大変な決断だったとは思いますが、そのおかげで私たちはこの物語を受け取ることができました。物語自体もとても希望が感じられる終わり方でしたが、この公演自体がファンにとっての希望となったと思います。エンタメを届けることを諦めないでくださってありがとうございました。あらゆる意味で、本当に心に残る作品になりました。

マス六漫画まとめ

pixivにもまとめました

#BanG_Dream! マス六漫画まとめ - みねのマンガ - pixiv

 

 

 

 

大逆転裁判2クリアしたので感想

大逆転裁判2クリアしました。めちゃめちゃ面白かったです!



大逆転裁判(無印)については発売日に購入してプレイし、ある程度は楽しめたものの未回収の伏線等が残って少し消化不良でした。周りの友人や世間的にもだいたいそんな評価だったと思う。
その後大逆転裁判2が発売した時にはプレイする時間が取れそうになかったので購入せず、でもレビューなどが無印の評価の低さを覆すほどに高評価なのはずっと気になっていて、少し前にダウンロード版がセールになっていたので買いました。
無印の内容もほとんど忘れていたのでまず無印をリプレイしてから2をプレイ。結果、ものすごく面白かったです!!というか2の内容がおおむね無印の解決編みたいな感じだったのでこれは絶対にセットでやるべきですね。だからこそ無印単体だとモヤモヤするんだけど。ともあれ、リプレイしてからやって良かった!おかげで120%楽しめた気がします!評価の高さも納得の良作でした。



以下ネタバレありの感想です。



ヴォルテックス卿があまりにもラスボスめいていたので逆にラスボスではないのではと思っていたら普通にラスボスで笑った。これは制作側も隠す気のないやつ。

一方で御琴羽教授の正体は全く予想してなかったので本当に驚いたし、最後の章で一瞬「伝説の二人」の探偵パートになるところはこのゲームやってて一番盛り上がったところかもしれない。正体が判明するまで御琴羽教授について良くも悪くも何の感情も抱いてなかったのですが、一気に大好きなキャラに浮上しました。それもここまで積み上げてきたホームズというキャラへの愛着と信頼があるから御琴羽教授の好感度が爆上がりしたんだと思うので、いや〜上手くできてるなあ!と感心するばかり。
洋装の教授はいかにも「ワトソン」なんだけど英国に来るまではずっと和装で登場するので気づかせないようにしてるのも上手い。それに名前が悠仁(=友人)なのもなるほどな〜!という感じ。ほんとここが一番気持ちよく驚かされました。

亜双義はシンプルに生きてて良かった。無印での、メインキャラだと思われたキャラが序盤で退場というのは千尋さんのオマージュかなと思いつつ、その死因がほぼ事故死みたいなのにはややモヤモヤが残ったので。そう、無印は全体的にスッキリしない事件が多く、爽快感が薄かったのもイマイチでした。でもそれも2で大体払拭できた。

亜双義が生きてたこと自体にはそこまで驚かなかったけど、検事として再登場というのには御剣…!!ってなりました。そもそもバンジークス検事は御剣っぽさあるから絶対最後の事件で被告人になりそう、でもそしたら検事は…??ヴォルテックス卿??などと考えていたためそのポジションに亜双義がおさまったのは非常に納得。得物の名前も「狩魔」だしね。やっぱり逆転裁判は親友と戦ってこそだなあ!御剣要素をバンジークスと亜双義に振り分けた感じが面白かったです。

今回すっごく良かったと思うのは、プロフェッサー事件の真相が判明しても亜双義玄真がクリムトバンジークスを殺し、バロックバンジークスが亜双義玄真を裁いたという事実は変わらないという点。事実は変わらないけど、真相が明らかになって死者達の物語が見えたことで亜双義とバンジークスが憎しみから解放されることができたのがとても熱かった。悲しい事実もたくさん判明したけど、前向きな終わり方ですごく良かったなあ。終盤、いつの間にか成歩堂と亜双義とバンジークスの三人でヴォルテックスを追い詰める展開になってたのが気持ちよかったです。

あとホームズはアイリスのこと赤ちゃんの時から育ててたんですね。てっきり6〜7歳くらいから同居してたのかと思いましたなんとなく。赤ちゃんの時から育ててたって、それは血縁なんてなくてもホームズがアイリスのパパだよ……実際、アイリスは血縁があるはずのバンジークスよりもホームズに雰囲気が似てるし。発明とかも、ホームズがやってたことを小さい頃から真似してたんだろうなあ。最後、アイリスがホームズをパパって呼んだ時は泣きました。アイリス=あやめ、もなるほどな〜!

お気に入りのキャラはホームズでした。有能なようでポンコツなようでやっぱり有能、っていうのがかっこよかった。シリアスで絶望的なシーンでもホームズが出てきてくれた時の安心感が半端なかった。ブレないキャラは好き。あとやっぱり御琴羽教授とのコンビが良い。アイリスとの父娘感も最高にいとしい。ヴォルテックスを追い詰める最後の手段をホームズが切ったのもホームズの裏主人公感が際立って好きな演出でした。

でもホームズ以外もみんな好き。最後の裁判の幕間で成歩堂が寿沙都さん、ホームズ、アイリス、御琴羽教授を思い浮かべて「家族」って言ったところでは本当にジーンとしてしまいました。御琴羽教授が含まれているところがいいんだよな〜。



とりとめがなくなってきたのでここで終わります。本当に面白かったです!
記憶が薄れてきた頃にまたプレイしたい。

灰狼ユニット入り本編クリアしたので感想

mine-kkz.hatenablog.com


煤闇の章クリア直後に灰狼ユニットと新兵種の感想を書きましたが、その後本編で育てて&使用してみたので改めて感想を書きます。
プレイしたのは金鹿で、モードはハード・クラシックです。灰狼ユニットを主力で育てました。ハードなのでルナでの使用感はまた違うと思います。ステータスの成長傾向を見るためドーピングは一切なし、お茶会は誕生日のみにしました。
主にユニット性能や使用感についての感想で支援の内容等についての具体的なネタバレはありませんが、全く触れてないわけではないので気になる方はご注意ください。最終戦直前のステータス画面のスクショを貼っているので2部ビジュアルのネタバレはあります。



【灰狼入り本編のざっくりとした感想】

金鹿でスカウトできるキャラは全員スカウトして灰狼ユニットの支援を見ました。ユーリスとバル兄の支援は全部埋まった。
全体的な感想として、伏線回収&情報解禁祭りだな!と思いました。私はこの世界にハマりまくって周回し続けているオタクなので、知りたかったこととか今まで謎だったことが次々と解明されていくのがすごく面白かった。アビスの書庫や、アビス住人の発言にまで重要情報が散りばめられててとても興奮しました。
ユーリスは王国、コニーは帝国、バル兄は同盟、ハピちゃんは闇うご被害者、とそれぞれの勢力に詳しいキャラが追加されたおかげで満遍なく情報が補完されているし、散策で聞ける2部での灰狼&アビス住人の話はおそらくルートごとに違うので、情報を網羅するためには金鹿だけじゃなく他ルートでも話聞かなきゃな…とますます沼です。金鹿終盤でハピちゃんが言ってたことが気になって仕方ない。
追加された外伝がハードでもそこそこ難しく、これルナだったら結構きついやつだなと思いました。でもちゃんと外伝も用意されてたことが嬉しかった!



【新兵種感想】

トリックスター

煤闇であれだけ便利だと思って活用してた戦技トリックを今回全然使いませんでした。多分ルナならもう少し活用できるんじゃないかと思う。
とはいえ魔法が使えて鍵開けができて忍び足が使えるので便利な兵種なことは間違いない。魔法ユニットをエピタフにしたい時はトリックスター経由するのが良さそう。マスタースキルの清流の一撃(自分から攻撃した時回避+20)も、リシテアさんやマリアンヌなど反撃受けたら死ぬタイプのユニットにいいなと思いました。


・バトルモンク/バトルシスター

正直煤闇では良さがわからなかった兵種ですが、マスタースキルが格闘回避+20とは!!今回の追加スキルで一番興奮しました!!そこでヴァルキュリアとダークペガサスが女性限定なことが腑に落ちたというか、バトルモンク/シスターは実質男性用兵種ですね。男性用というか、ウォーマスの切り返しと組み合わせることで最大限の効力を発揮する感じ。砂地で移動力が落ちないところもいい。引き継ぎを使わない場合、格闘と信仰を同時に育てるのが地味に大変なのでそこに育成の面白さもありました。


ヴァルキュリア

兵種自体の便利さではダークペガサスの方が上なんだけど、マスタースキルの彗眼の一撃(自分から攻撃した時命中+30)があまりにもルナ応援スキル!ヒルダちゃんなど命中低いユニットには積極的につけたい。ヴァルキュリア自体も射程伸びるし普通に使い勝手いい。ホーリーナイトやダークナイトと違い、槍伸ばさなくてもいいところもいいなと思いました。


・ダークペガサス

多分新兵種の中で一番強いと思うんですけど、マスタースキル魔力変換(敵フェイズ中に魔法攻撃を受けると次の自軍フェイズ終了まで全能力+3)は一番微妙…というか使いどころがわかりません!回避盾にするユニットとかにつけたらいいのかな…と思いつつ他のスキルを外してまでつけたいスキルかというとそうでもないというか…。有識者による見解が待たれる。
ダークペガサスは攻撃はもちろん白魔法を使うのにいいんじゃないかと思いました。リブロー持たないユニットでも気軽に味方の隣に飛んでライブ使える。あと飛行がレスキューやワープ使えるのはめちゃめちゃ便利でした。



【灰狼ユニットの最終ステータス】


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さすが級長なだけあって成長率が良かった。特に速さと魔防と魅力が伸びる感じ、既存キャラでたとえるとイングリットっぽいなと思いました。風薙ぎと狙撃とサイレス覚えるのも強い。力はあんまり伸びないので攻撃メインで使うなら鬼神とかつけた方がいいんだろうけど、それよりも回避盾として使うのが正解なんだと思う。格闘回避つけたら本当に避けまくり、ほとんど攻撃を受けませんでした。
煤闇クリア直後の感想にも書いたけどクロードくんに似ているようでやっぱり全然違うキャラ。クロードくんは「全」を見ていてユーリスは「個」を見ているような印象。そういう意味では性質的にディミトリくんの方が近いのかもしれない。ベルとの支援&ペアエンドがすごく良かった!


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ブリガンド経由してウォーマスにして大正解!力がすごく伸びました!鬼神と格闘の達人も乗るので最終的に我が軍ナンバーワン火力を誇るユニットになりました。既存キャラでたとえるとラファエルくんが一番近いかな。魔力全然伸びなかったけど、理学の才能開花するんですよね。魔法ユニットとして育てる道もあるんだろうか。
私はクロードくんが好きなので、クロードくんとの支援では知りたかったことが知れて嬉しかった。そしてバル兄の話聞けば聞くほどホルスト卿に会ってみたくなる。バルホルヒルの関係いいなあ。


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スキル性格豹変の効果で力と魔力に+3されています。そう考えると魔力はすごく高いわけではないけど、なんだかすごく強かった。サンダーストーム使える時点でまず強いのですが、ノア紋章がかなり頻繁にフォンするので実際の弾数以上に使えるのが強いと思いました。既存キャラにたとえるとリブローが使えない代わりにレスキューが使えるドロテアって感じかな?魔法剣を覚えるらしいので次は絶対剣も育てよう。
メーチェとの繋がりにへぇ〜!となりました。エミールとの支援も見たい。二重人格仲間だし。ユーリスとの支援がかわいくて好きでした。


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リブローとワープ覚える・特に有効な戦技覚えない・魔防が伸びる・魅力が伸びない…既存キャラにたとえると完全にリンハルトくんです。使用感が本当に似てます。ワープを使えるユニットは貴重なのでありがたい。固有スキルですべての攻撃が魔物特効になるのは便利なようでそうでもない気がしました。ルナだとまた違うかな。
煤闇の時点ですごく好みで好きだったんですけど2部ビジュアル見たら恋してしまい、女子最推しになりました。可愛い!!ベレトでプレイしてたのでハピちゃんとの支援Sを見るかすごく迷ったのですが、今回は推しと推しのペアエンドを見ようと思ってリンハピを星結びしました。リンハピの食堂会話や訓練会話が可愛くて大好き。



【ペアエンド】

以下灰狼ユニットのペアエンドのスクショを貼ります。リン&ハピ、フェル&コニ、ユリ&ベル、クロ&バルです。

ネタバレなので少し下げます。









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次はディミトリくんとハピちゃんの支援が見たいので青獅子ルナやるぞ〜!とうとう10周目!

煤闇の章(アビス)ネタバレありクリア感想

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FE風花雪月煤闇の章(アビス)クリアしました!主人公はベレト、モードはハード・カジュアルでプレイしました。
以下ネタバレありの感想になります。アビスだけではなく本編のネタバレも含みます。



【マップ攻略面での感想】

難しかったです!多分本編のハードより全然難しい。体感的にはルナで1部に発生する外伝と同じくらいの難易度でした。

・敵の数&援軍が多い
・特殊なルールや仕掛けが多い
・スキルや戦技が固定

このあたりが難しかった要因かな。武器の耐久は思っていたよりも余裕がありました。訓練用武器をメインで使っていたからかも。
マップについてはEP4のターン数制限マップが緊張感があって非常に面白かったです。一人でもロストしたら敗北、というカジュアル殺しルールも新鮮でした。
ラストマップはこれどうやって倒すんだ…?と一瞬絶望しかけたけど、一回アーマーブレイクすれば障壁が復活しないとわかってからは簡単でした。
全体的に計略必須なあたりがルナっぽかった。天刻は何度も使いましたが、どうにかゲームオーバー&敗走者なしでクリア。やりごたえがあって面白かったです!



【ストーリーの感想】

アルファルドさんはCVの時点で十中八九黒幕だろうなと思っていたし、ユーリスもいかにも裏切りそうだなと思っていたので展開的な驚きはなかったけど、まさかべレトスの母親の名前とビジュアルが開示されるとは思ってなかったので驚きました!べレトスは母親似なんだなあ。ジェラルトパパとシトリーママのスチルが可愛かったです。
煤闇の章のストーリーそのものは王道友情ストーリーという感じで、多分全ルートやってなくても楽しめる。でも全ルートやってるともっと楽しめるネタが色々仕込まれてる、というバランスがとても良かった。新キャラも良かった。プレイ前はハピちゃんのビジュアルが気に入ってたんだけど、ハピちゃんだけじゃなく四人とも好きになれました。短いストーリーの中でこの四人の関係性や絆をうまく感じさせてくれたと思います。早く本編でスカウトして支援埋めたい。
あと、レア様を補完するストーリーでもあったように思った。本編だとレア様の”ヤバ”が目立ちますが、アビスのレア様は基本的に善ムーブで、でもこれもまた確かにレア様の一面なんですよね。レア様がシトリーを(神祖の器としてではなく)人として愛していたって明言してくれたことが、べレトスを操るプレイヤーには救いになる気がしました。



【新キャラと新兵種の感想】

・ユーリス/トリックスター
戦技トリックがものすごく便利でした!!ワープとレスキューを兼ねてる感じでしかも使用回数無制限。ユーリスの腕輪と併せて最大のポテンシャルを発揮する感じですね。アサシンの上位互換みたいな印象。
ユーリスはプレイ前は闇うごの実験の被害者かな?って思ってたんですけどそういうわけでもなさそう。ローべ家の養子だったって話で、だから似た経歴のアッシュがアビスの選抜メンバーなのか!と納得しました。お母さんや仲間の話も支援埋めないとわからなそうですね。級長としてはクロードくんと似たタイプに見えるけど、多分クロードくんよりも「仲間を守ること」に重きを置いているリーダーだと思いました。


・コンスタンツェ/ダークペガサス
最初に新キャラのステータスをチェックしてた時に固有スキルが「性格豹変」だったんで、多分二重人格なんだろうなとは思ってたんですが、豹変の仕方が予想外の方向性でした。めっちゃ面白い。卑屈になってる時も語彙力が高すぎて全てのセリフが煽りに聞こえて笑いました。フルネーム名乗り勢としてフェルくんとローレンツくんとお茶会でもしたらいい。
ダークペガサスはやっぱり強い!いつかマリアンヌをダークペガサスにしたい。


・バル兄/バトルモンク
いかにも壁向きな外見なのにそんなに壁向きな性能じゃないことに気づくまで少しかかりました。バル兄多分ウォーマスの方が向いてると思う!バトルモンク自体は移動力の高いビショップ的な使い方が良さそう。
バル兄は新キャラの中では一番込み入った事情がなさそうという印象を受けた。ヒルダちゃんとのやりとりがめちゃくちゃかわいい。体格差もかわいい。早くヒルダちゃんとの支援が見たい!それにしてもますますホルスト卿のビジュアルを見せてくれという気持ちが高まった。


・ハピちゃん/ヴァルキュリア
プレイ前に一番気になってたハピちゃん!単純に見た目が好きなんだけど喋り方や雰囲気も好みです。無気力系だけどすべてがどうでもいいタイプではなく、灰狼のみんなにはそれなりに愛着もあるのがわかって良かった。あと闇うご実験の被害者はハピちゃんなんだよね?多分…。でも髪色は変わってなさそう。ため息や故郷のことも気になる。ユーリス同様支援埋めないと詳細はわからなそう。リンハルトくんとの支援が気になります。
ヴァルキュリアダークナイトホーリーナイトとの違いは射程距離かな?だとしたらトロンを覚えないリシテアさんやアネットにはいいのかも。



【その他】

・クロードくんの偽名確定(多分)に興奮した。
・エーデルガルトちゃんとディミトリくんが髪色の話しているのを見て激しく情緒が乱された。でもあの二人のことだからきっとあれ以上その件について話すことはなかったんだろうな…。
・闇パスおじさんは何しに来たのか。
・メトジェイって雇われ盗賊だったのかー!色々腑に落ちた!エーデルガルトちゃんとの会話あったけど面白かった。
・アビスにいた謎の女さんすごい重要人物そうなオーラあったけど何者なんだろ。本編でわかるかな?



アビスとても面白かったです!これが最後の配信って宣言されてるのは寂しいけど、充分すぎるくらいこのゲームには楽しませてもらった。でも新キャラの支援埋めたりしないといけないのでまだまだ楽しみます。
次は金鹿で新キャラスカウトしてきます!